「tail」コマンドについて
「tail」コマンドは、ファイルの最終行から数行を表示するコマンド。標準では10行を表示する。
tail ファイル名
この「tail」コマンドにオプション「-f」を使う事でログをリアルタイムに監視するコマンドとしても よく使われているみたいです。
tail -f ファイル名
複数のファイルの内容(末尾)をまとめて表示
半角スペースで区切って複数のファイルを指定することで、それらのファイルの内容の末尾をまとめて表示することができる。
tail ファイル名1 ファル名2 ファル名3 ファル名4
また、ファイル名にワイルドカード(*)を利用することもできる。
拡張子が「txt」のファイルすべてを対象とする場合は、次のコマンドだ。
tail *.txt
「-c」オプション
指定が無ければ最終行から10行を表示するが、-cオプションでは指定した文字数を出力する。
文字数はバイト単位。文字数にKを付ければ、キロバイトを指定することもできる。
半角で数えた文字数なので、全角文字と半角カタカナと一般的ではない半角記号は指定したい文字数の倍を指定する。
tail -c 文字数 ファイル名
「-n」オプション
指定が無ければ最終行から10行を表示するが、-nオプションでは指定した行数を出力する。
tail -c 行数 ファイル名