一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

はじめまして。
都内でフリーランスとして働いております川勝と申します。

はじめての投稿ですので、今回は簡単に、私が会社員ではなく個人事業主を選択した経緯と理由についてお伝えしたいと思います。

▼経緯について

新卒で正社員として働いていたSIerの会社で2年間開発の経験を積んだ頃、
何か新しいことに挑戦したいと思って転職活動を考え始めたとき、
知人の方からフリーランスの仲介会社の営業さんを紹介いただいたことがきっかけでした。

当時、転職は考えていたものの、フリーランスとして働くという選択肢は自分の中にかけらもなかったです。
(経験不足、実力不足で自分がなれるものだと思っていなかった、そもそもどういう働き方かわからなかった。)

けれど、営業さんにスキルシートを見ていただいて相談に乗っていただいたり、
実際にフリーランスとして働いている先輩方の経験談を聞かせていただき、
自分も挑戦できるかも?可能性があるのであれば、若いうちに経験しておくのもいいかもしれない、と思い
フリーランスという選択をしました。

▼理由について

フリーランスを選択した最大の決め手は、正直なところ、収入面です。
雇用されている人に比べて不安定(と思われる)ですが、その分と言っていいのか、収入は高い場合が多いと感じます。

社会保険料の天引きや福利厚生がない分、同じ仕事内容でも、フリーランスのほうが
自分の手元にくるお金は多くなります。(多い場合で2~3倍ほど。)
※その分、厚生年金から脱退したり、有休がなくなったりなどデメリットもたくさんありますが、
そのデメリットを加味しても、私の場合はフリーランスに魅力を感じました。

私は正社員で働いているとき、常々、仕事を早くこなせる人は残業代がつかない、もしくは
より多くの仕事を定時内でさばく(残業代はない)のに対し、仕事をこなすのに長くかかる人は
少ない仕事を長い時間かけてやる(残業代もつく)、というしくみにあまり納得ができませんでした。

時間に対してではなく、成果に対しての報酬というしくみのほうが自分には合っていると感じたことも
フリーランスを選択した理由の1つです。

なかなか、単純な成果だけではかれないお仕事もあるので、すべての仕事が成果型になったらよいとは思いませんが、
自分が納得のできる働き方をすることが、自分の人生にとってよりよいことだと考えています。

▼実際にやってみてどうか?

現在、フリーランスとして働いて3年目になります。
ありがたいことにこの3年間とてもよいご縁をいただき、楽しみながらお仕事ができています。

将来への不安もないとは言えませんが、移り変わりの激しい現代では、
先が見えないのはどの雇用形態でも同じかなと感じています。

私の性格上、すぐに余力を見つけて楽をしようとしてしまうので、現在の立場に甘んじず、
常にいい緊張感をもってお仕事をするという意味では、フリーランスは向いているのかもしれません。

まだまだ駆け出しで、実力も経験も浅いですが、いただいたご縁を最大限生かして、
自分が納得のできる仕事・生き方ができたらいいかなと考えています。

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川勝

都内でシステムエンジニアをしております。

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