今月は頭からPJを異動し、久しぶりの設計工程をしていました。
異動先のPJは4,5年続いているアプリのv2.0.0へ上げる大規模開発です。
長くエンハンスを重ねているアプリですので、
携わっていた人も多くいますし、そこまでに色々な不文律が存在して、
適応するのは中々苦労しています。
–閑話休題
さて表題の件ですが、WF型を代表したPJでは設計工程が分かれて設計が行われ、
順に粒度を細かくして、最終的に実装、試験と続く訳です。
今までのPJを見ていて順に粒度を細かくしていくように
設計を進められているPJは稀だと思います。
上記が出来ているのであれば、前工程の資料全てが
次工程のインプットになっていくはずです。
しかし、同一行程の資料で粒度が異なったり、
前工程の設計資料に無い仕様・機能が突然現れたり、
前工程で設計すべき内容を無理やり後行程で行ったりと
PJ都合等で設計は意図道理に行われない事が多いかと思われます。
特に後工程の設計は前工程で抜けていたりする設計を無理に行う事が多いので
資料AとB・機能CとDでの記載粒度が異なる等のケースが多いような気がします。
そうならないように各工程でどこを設計しなければいけないかを
明確にしてPJ計画を立てておくべきだと考えています。
品質担保のためには設計とそれを基に行われる試験が大事です。
是非良い設計工程を行い、品質の高いシステムを作り上げて行きたいですね。