一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

思春期の子育て専門カウンセラーの石川です。

 

とうとうベビーも24週になり、現在7カ月。

胎動も増え、充実したマタニティライフを送らせていただいています。

 

 

しかし、つわりのおかげでできた悩みがありました。

それは肌荒れ。

毛穴も角栓が詰まって、黒ずんで、おまけにたるんでしまって超最悪な状況だったんです。

それが最近やっと改善してきました^^

年齢によるシミ・そばかす的なものは残念ながらまだ消えていませんが、思春期からずーっとニキビや吹き出物がかならず顔のどこかに3~4個あったのが今では0個。

ニキビに関してだけ言えば、こんなに調子がいいと思える肌になったのは10歳以来と言っても過言ではないほどです♪

 

 

つわりが終わってケアし始めたのがちょうど2カ月前くらい。

2か月ってあっという間なようですが、問題が深刻な時ほど長く感じてしまいます。

 

 

特に始めたばかりの最初の2~3週間くらいは凄く辛かったです。

一生懸命時間をかけて色々調べ、やっとたどり着いた化粧品たちに投資し、肌にいいとされることはすべてやりつくしてもなかなか結果がでない。

むしろ吹き出物が増えて悪化してるやん!!って突っ込みたくなる状況にも見舞われました。

このために費やした時間・お金・労力は、本当に実るのかも分からない日々が続くと無駄だったのかと思い悩み、途中でやめたくなる気持ちとの闘いの連続。

 

 

こんな感じでお肌のケアをしている中で、これって思春期の子どもの問題を解決するときと似ているなぁと思ったのです。

最初、問題を一刻も早く解決したくてあれこれ調べ、“これならできそう”とか、“この人に相談したら何とかなりそう”と思います。

そして習ったとおりに実践していくけど、解決するどころか子どもの行動はますます悪化していく日々。

「こんなに頑張っているのになんで!?」と悲しい気持ちと怒りとが沸々と湧きあがってきます。

 

 

そこで「これは効果がないから次!」とか、「誰に何を相談しても無駄」と思って途中でやめてしまう人が多いんです。

そしてまた情報収集に戻って、結局状況が改善しないまま時間だけが過ぎていく。

 

 

しかし、人間には「ホメオスタシス」という機能があります。

もともとは暑い・寒いなどの気温の変化があっても体温を一定に保つことを表す言葉です。

でもこれは心理的にも働きます。つまり、今までと違うことが起きると異変を感じ、元の状態に戻ろうとするんです。

 

 

どういうことかというと、改善のために今までと違うやり方をした場合、今まで通りと違う接し方をされた子どもの心理としては“異変が起きた!!元に戻さなくては!!”というのが無意識に働きます。

子ども本人が意識的に悪化させようとしているのではなく、本能的に今までの状態に戻そうとする機能が働いているので子ども自身もコントロールできません。

良い方向に進もうとした分、今までの悪い状況に戻そうとする働きが強くなるので確かに悪化したようにしか受け止められないことが起きます。

 

 

とても心配になりますが、でも大丈夫!

良い方向への行動を続けていくと、ホメオスタシスは「こっちの新しい方が今後のスタンダードなのね♪」と学んでくれます。

その効果が出始めるのが大体3週間~4週間後。

つまり、たとえ子どもの行動が悪化したとしても、正しい行動を続けていれば1ヶ月もしないうちに状況が改善する可能性が高いということなんです^^

 

 

もちろん、子育ては子どもの年齢分の歴史があり、それまでに築かれてきた親子間の信頼関係もあるので、どんな状況のご家族でもすべてが1か月後にすべて解決している訳ではありません。

それでも1か月後には、たとえ小さくても改善の一歩は踏み出されているんです。

この小さな一歩が踏み出されていれば、あとは自然といい流れに乗っていくことができます。

3か月後には全く変わっていますよ。

長く悩んでいたことが3か月で改善できるとしたら、最初の3~4週間は頑張れる気がしませんか??

 

 

なので、今までの状況を改善したくて始めた行動があればぜひ3~4週間は諦めずに続けていってほしいなと思います。

 

 

それでは今日はこの辺で☆

最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

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石川 夏美

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