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業界は異なるものの、会社員としてではなく「フリーランス」として仕事をする(または、これからしたい)という結論に至る過程には様々な経緯があるかと思います。
私も今こうしてフリーランスのITエンジニアとしてお仕事をする立場にありますが、当初は「フリーランスになる」ということは全く想定外でした(笑)
しかし当初から「将来、独立しフリーランスとして仕事をバリバリこなす!」という志のある方、ではなく
「気づいたらなっていた」というパターンの方の方が大多数なのではないかと思っています。(異論は認めます)
私個人の話で恐縮ですが、当時、経済苦から大学院を退学せざるを得なかった際、ふとしたお誘いを受けたことがきっかけで「ボイストレーナー」に転向しました。
当初の研究者になる!という夢を諦めた自分は「社会人として成果を上げる!」と必死でもがきましたが、会社内の別事業の失敗で退職することになりました。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
・・というダーウィンの名言(真偽不明)を耳にしたことがあった私は、
時流、そして世の中の情勢を見極めて「生き残る」ための生存戦略を取った転職活動をすることに。
「IT業界の足がかりを作れれば、なんとか人生再起できるのでは?」と思い行動した結果、
自分の経歴に可能性を感じて「ポテンシャル枠」で採用を決めていただいた会社があり、28歳にてIT業界に参入。
その後、社会人として仕事をする中で自分の視野も広がり、業界転職後、3年4ヶ月でフリーランスへの道に入りました。(おかげさまで現在業界10年目)
では、なぜフリーランスになったのか?
自分の中では大きくは次の5点でした。
日本においては「フリーランス」という働き方も徐々に浸透はしてきているかと思いますが、実感としてはまだまだ少数、という認識です。
私自身のスタンスとしては「生き残る」ことが何よりの命題のため「生涯を通じてフリーランスで行く」というわけではなく、より広い視野とフットワークを持ち、状況を客観的かつ冷静に見極め「自分という商材」の市場価値をどれだけ落とさずに上げていけるか、という視点を非常に大事にしています。
コロナ禍でなかなか先行きが不透明な世の中ですが、常にアンテナを張り巡らして社会変革のこの荒波を優雅に乗り越えて行きける私達でありたいと思いますし、そうしましょう♪