一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ビジネスレジリエンスの重要性

こんにちは。

今回は「ビジネスレジリエンスの重要性」について紹介しようと思います。

コロナ禍でテレワークを行うようになった企業が増えてきました。

IT関連の仕事に携わる我々はテレワークの増加を特に感じているかと思います。

 

しかし、現在のテレワーク実施状況はほとんどの企業において0.5だとのことです。

 

0.0~2.0の4段階でテレワークの推進度合いを判断するという考え方があり、

現状はまだ、あくまでも緊急避難先としてテレワークを行っているにすぎないということなのです。

 

確かに私が現在参画している案件では、オフィスをフリーアドレス化するなど、全員を出社しないようにいろいろと

対策を行っているようですが、毎週の会議は必ず会社に出社して行い、

出社しなければ作業できないことなどもあるため、テレワークは緊急避難先に過ぎないという考え方が当てはまると感じます。

 

IT関連の仕事に携わっているものであれば、スキルさえあればテレワークのみで仕事を行う、

1.0以上の企業でも働くことができるでしょう。

しかし、第3波が来ている今、IT関連の仕事の人だけでなく、より多くの企業がビジネスレジリエンスの重要性をよく考え、

これからの企業運営、仕事の進め方などを改善し、テレワーク0.0と0.5を行き来する企業ではなく、

1.0以上となるようにすることが、これからの企業の生き残りには重要なのかもしれません。

私はテレワークができる会社の方が、出社する会社よりもその他の条件が同じであればテレワークの会社を選びます。

そのように、会社を選ぶ指標としてもテレワークを進めることが重要であるということが言えると思います。

 

日本は、何かと出社する人は偉い、仕事する人は偉いというような風潮がありますが、

時間内に成果を上げられるかどうかが重要であり、出社することで仕事をしていた気になっていた人たちも

これからの企業の変革に合わせて変化していかなければならないのではないでしょうか。

 

変化に取り残されたものが消えていく。

 

消えないように今後も変化していかなければならない。

 

今回のコロナという災害により、強制的にでも変化の機会を与えられたと考え、

これからの働き方、企業の在り方について考えるべき時なのかもしれません。

 

他人事ではなく、自分も何ができるのか考えることが重要です。

 

参考記事

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2012/02/news001.html

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根本 敦子

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