一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 今年のスマートフォン事情

Huaweiスマホへの圧力、クラウドWiFiの多様化、新型iPhone、総務省通達からの格安プラン発表などなど…

今年のスマートフォン事情は、例年になく様々な情報とコロナ禍による集客低迷で荒れに荒れた気がします。

その中でiPhone以外で目立ったスマホがあります。

AQUOSsenseシリーズ
富士通スマホ
OPPOスマホ

この3種が多く目立った年でした。

もちろん一般的に目が付く商品ではなく、知ってる人が買うスマホであったり、金額帯的に安く使える理由で提案されるものであったり、2023年~2025年までに無くなる3Gガラケーからの買い替え需要であったりと様々です。

AQUOSsenseシリーズは、12月前後にsense4/sense4basicがキャリアやSIMフリー端末として発売され、主に家電量販店などでiPhoneを、凌ぐ勢いの初動を見せました。
国内メーカー製、デュアルカメラ、十分な本体メモリーなどが売りになり、需要を見せています。

富士通スマホは、主にドコモ/ソフトバンクのガラケー買い替え需要にうまく乗っかった形で、今はなかなか見る機会のない一括0円などでAQUOSsenseに続き売上が多いAndroid機種になります。
AQUOSsense同様の内容に加え、耐衝撃モデルという部分なども人気のひとつ。

そしてOPPOに関しては、日本ユーザー向きな防水・おサイフケータイ(FeliCa)、高品質カメラに加えて、大画面・高性能・低価格と、Huawei端末では削られていた防水に加え、Huaweiが売れた理由である高性能低価格がスマホ好きなユーザーから初めてのスマホの希望に応える形となり夏以降でメキメキとその頭角を見せてきました。

もちろんiPhoneの方が台あたりの販売数は出ていますが、BCNランキングなどにもiPhoneに並び常に上位にいるなど、低価格スマホが今後も定着する流れとなっています。

もちろんこのラインナップに関してひとつ言うなれば、5G非対応のため安く、格安SIMセットなどでもやすくりようできる、キャリア契約でもプランを変えずに持てる、安くもてるなどのメリットがあったりします。

昨今5Gモデルなども増えてきていますが、いわゆるフラッグシップモデルのAndroidに関しては人を選ぶスペック、料金のため、上記機種よりも販売台数は少なめ。
ただ、新型iPhoneに負けず劣らずの高性能機種も多く発売されました。

来年に関しては、総務省の料金改定要請から生まれたドコモの格安プランのahamoや昨日発表されたSoftbank on LINE(どちらも2980、on LINEに関してはLINE無制限定額に加え+20GB)などにも注目が浴び、低価格プランの台頭や店舗契約を要しない新料金体系など、ユーザーは選べど安く使えるサービスの戦いとなりそうです。

もちろん現在の私のポジションとしては、家電量販店での集客からの獲得がメインのため、オンライン限定となる新プランに携わることは無いが、問い合わせや提案のひとつとしての内容がより複雑化しそうです…

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nodate

元大手通信企業の本社営業

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