3.受給開始時期の選択肢の拡大(国民年金法、厚生年金保健法)
現行制度では、支給開始年齢を65歳としていますが、
受給時期を前後5年ずらすことが可能になり、
60歳から70歳で選べるようになっています。
繰り上げた場合(年金を早くもらう)は、毎年の年金額は減額され、
繰り下げた場合(年金を遅くもらう)は、増額されます。少ない例かもしれませんが、
75歳で受給を始めた場合、65歳からの受給開始より年金月額は84%増えます。
自分の受給開始時期が近づいてきたときに、
上記の75歳から受け取り始めた方がお得ですよという内容が事実なのか、
平均寿命などから計算するなど、シミュレーションをしておくことが賢明だと思います。