一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 漫画の工程

一つの漫画が完成するまでの工程はながいです。

大きく分けて四つの段階があります。
①プロット…大まかな話の流れを考える
②ネーム…コマ割り、セリフなどを考える
③下がき…原稿用紙に下絵をかく
④ペン入れと仕上げ…インクで下絵をなぞり、背景や色をつける
①→②→③→④の順に進んでいきます。
完成までにとっても長い道のりです。
私はこの工程のなかで②のネームが一番苦手です。
漫画の描き方は人それぞれなのですが、私の場合、ネームでは考えることが多く、非常に脳みそを使うのです。
•キャラの性格、考えていること
•話の構成
•絵のアングル、みせかた
•言葉のチョイス、言い回し方
などなど……
他にも考えなきゃいけないことがいっぱいあります。
頭を使いすぎて、ハゲるんじゃないかと思います。
それらを同時に考えながら描き進める…
すると異常な眠気がきます。
1時間考えて2時間寝て、また1時間考えて3時間寝て…。
この眠気、一体なんなのでしょうね…?
ストレス…?現実逃避…?脳みそのキャパオーバー…?
ぐうたらな生活のスタートです。
苦手と言っても、ネームは漫画の要なので逃げる事は出来ません。
経験上、ハゲそうなぐらい悩んだ作品ほど満足度の高い話になるので、これからもたくさん悩んでいこうと思います。
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小山 瑠見子

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