今年よりお世話になります、THと申します。
普段はインフラのエンジニアをしておりますので、
その辺りに関係する内容を中心に書いていきたいと思います。
今回は「Cシェル」です。
bashなどと同じくUnixシェルの仲間ですが、私は直接書いたことはありません。
あまり人気がないようなので目にする機会は少ないですが、
現場によってはときどき扱っていると耳にすることがあるため、
知っておいたほうが良いと思い、少し調べてみました。
それぞれ、繰り返し文ですと以下の通りです。
[bash]
———————
#!/bin/bash
i=0
while [ $i -le 10 ]
do
echo $i
i=`expr $i + 1`
done
———————
[Cシェル]
———————
#!/bin/csh
set i = 1
while ( $i <= 10 )
echo $i
@ i++
end
———————
Cシェルは、C言語ライクの構造になっているため、
変数定義の際にスペースを入れられたり、
インクリメントが使えるようです。
ただ、一方で、配列のインデックスが1からスタートしたり、
関数が存在しないためgotoを多用することになる等の欠点もあるようです。
また、標準でcshパッケージはインストールされていないことがほとんどなので、
既存シェルの修正や、どうしても組む必要のある時だけ扱おうと思います。