一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 新築戸建てを買う時に、不動産会社を絶対使ってはいけない理由

新築の戸建住宅を購入する場合、売主であるハウスメーカーから買う方法と、大手や地場の不動産仲介会社から仲介を受けて購入する方法があります。

今どき流行らない大規模な宅地分譲でもない限り、既存の住宅地にある古い家屋を地場のハウスメーカーが建て直し、新築戸建てとして販売するケースがよくあります。

その場合、必ず売主であるハウスメーカーだけではなく、仲介をする不動産会社も並行して販売を任されます。

ハウスメーカーは建てるのが専門であり、ネットの自社媒体や営業力がないため、不動産会社の営業力に頼らざるを得ないのが理由です。

しかし、新築戸建て物件は必ずハウスメーカーから購入しなければ、物件価格の最大約6%を損することになります。

6%とは、3,000万円の物件であれば約180万円、5,000万円の物件であれば、300万円にもなります。

不動産仲介のチラシには、物件価格は大きな文字で書かれてありますが、一番下に別途仲介手数料が必要であることが、小さく注意書きがあるはずです。

不動産会社が物件の仲介を行う際は、売主・買主双方が3%+6万円が請求され、その合計6%+12万円が不動産会社の利益となります。

新築物件の際は、売主(施主)に直接交渉することで、3,000万の物件であれば、売主の手数料に相当する3%の約90万円の値引きを交渉することができます。なぜなら、その物件価格には、不動産会社に支払う仲介料が、予め含まれた価格だからです。

不動産会社に仲介させなければ、その費用は売主の丸儲けですが、仲介の場合は必ず支払わなければならず、当然価格に上乗せされています。

新築物件を購入の際は、不動産会社を決して利用せず、売主と交渉して3%引きで購入してください。

The following two tabs change content below.

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア