業務の効率化を考える時にプログラムを使って自動化するというのは有効な手段ではないでしょうか。
プログラムを使って自動化を検討した時に、システムエンジニアに依頼して作ってもらわないといけないので、コストも高くなかなか手が出ないという場合もあると思います。
今回は自分で効率化できる「Google Apps Script」による業務効率化を紹介したいと思います。
Google Apps Script(略して、GAS「ガス」)はGoogle社が提供するプログラミング言語です。プログラミング言語ですが、専用のオリジナル言語ではなく、JavaScriptをベースとしています。
GASの特徴は「無料で使用できる」です。無料のGoogleアカウントを取得するれば、GmailやGoogleドライブをはじめとしたサービスを利用可能になり、Google Apps Scriptも利用できるようになります。
Google Apps Scriptは開発環境・実行環境がGoogleから提供されているので、特別な環境を構築しなくてもすぐにプログラミングとプログラムの実行ができます。
プログラミングの学習をするというコストはかかりますが、自分のペースで作りながら学習を進めれば、システムエンジニアに依頼する金銭的コストを抑えられます。
GASではGoogle関連のサービスの操作が可能となります。
また、Googleカレンダー、GmailやGoogelスプレッドシートなど各種サービスを組み合わせることも可能です。
組み合わせることによって、多くの業務を自動化できます。具体的にはどんなことができるのかを挙げていきます。
例に挙げたのは3つですが、3種類、4種類以上も組み合わせが可能で、組み合わせ次第で自動化の幅は広がります。
Googleから提供されているサービス以外でも外部のサービスを利用することもできるので、様々な業務をカバーできます。
導入コストは無料です。無料のGoogleアカウントを取得することで、GmailやGoogleドライブをはじめとしたサービスを利用可能になり、Google Apps Scriptも利用できるようになります。
企業や組織向けに有料プランも提供されていますが、使えるサービス内容は変わりません。
「Google Apps Script」を紹介しました。
提供されているサービス(GmailやGoogleドライブなど)はシンプルですが、サービス同士を組み合わせることで独自のシステムを作り上げることができるので、非常に魅力的です。
記事には書きませんでしたが、プログラミングを始めるための環境整備もGoogleが提供してくれているので不要というメリットがあります。
システムエンジニアに頼るのではなく、自分でプログラムするという時間的コストはかかりますが、手についてくると簡単に作れるので、トライしてみる価値があると思います。