ウェブ制作をしているとたまに「ITについてはよくわからないわからないからさ」と二言目には、事を言う人に出会う事がある。
これは要注意。私はこの言葉を聞いた時点で、仕事を受けないモードが前回になる。
このキーワードを吐く人の根底には、「自分はわからないから知る必要がない」という気持ちがある。
そして、ありえない事を言う「ウェブ制作なんてちょちょいのちょいでできちゃうんでしょ？簡単にすらっと出来ちゃうんでしょ？」
そういって、丸投げをしてくる。丸投げをされた結果、そのまま作ってしまうと、「思い描いていたものと違う！金は払えない」という話になる。酷い話である。
失敗するのだって当然の話。何故かと言えば、ウェブ制作業者は、制作のプロであってもクライアントの業種のプロではない。それに丸投げをして作らせるということ自体がおかしな話。
ウェブ制作は、お客さんと一緒に作り上げるもの、設計から、レイアウト、コンテンツまでをしっかり話し合って命を吹き込む。そうする事で、成果の出るウェブサイトになって行くのである。やはりその作業をするためには、一定の勉強がお客さんにも必要になる。いいものを作って欲しいという情熱をもって、一緒に作れるクライアントと出会えることが制作者にとってもうれしいことだともう。
ウェブ業界まだまだ、悪徳業者はいる。「ITについてはよくわからないわからないからさ」と二言目に行っていると、悪徳業者にカモにされてしまう可能性もあるので、絶対に言わない方がいい。
そして、業者としてももしこういう方と付き合うのならば、要注意である。
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