一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • OracleEBSにてRACを利用するときにクライアント設定で留意すること

RAC環境ではノード間でのデータ更新を共有する機能(キャッシュフュージョン)により、性能が劣化することがある。

とりわけEBSにおいてはセッションプールの特性上、起こりやすい問題である。

回避するためには、クライアント設定において、tnsnames.oraに下記のように記載することが必要。※可能であればiflieに記載しておき、autoconfigで変わらないようにする

LOAD_BALANCE=NO (FAILOVERはYESでよい)

SERVICE_NAME=(DBサービス名と同様)、INSTANCE_NAME=(各サーバでのインスタンス名)

上記のように記載して、エイリアスを標準以外(XX_FOとか)に設定する。

あとは、コンテキストファイルにて、TWO_TASK(cp、opなど)をXX_FOにしてautoconfigを実行して設定を反映させる。

JDBC_CONNECTも記載変更して、自動的に生成しないように設定しておくとなおよい。

 

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巽 真吾

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