前回の話の続きのようなものです。
過去にパンに塗るジャムで行われた実験で、種類を豊富にして販売した場合と種類を少なくして販売した場合とで、客が購入するか決断するのに違いを検証したものがあります。
その実験では、種類を豊富にした場合では、客が商品を購入する事に悩んだ末、結局購入しないという選択する事が多い事が分かりました。
そして、商品を少なくした場合では、客が商品を購入する割合が高い事が分かりました。
この実験では、商品の種類が多いと客が商品を見てどれを購入するか悩んでしまう為、商品の種類を少なくした方が売り上げが上がるという結果になりました。
今改めて、この実験結果を思い出してみる。
花粉症の薬の種類が増える事によって、売り上げに影響があるのかという点については、
結局買わないと花粉症で苦しむのは自分になる為、商品によっては影響はないんじゃないかなと思います。
パンのジャムを購入しなかった所で、パンを食わないで他の食事を取ればいいわけで、
花粉症の薬のように買わなければ、困るという状況でなければ、売り上げに影響はないと考えています。