一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

初めまして。

今月からご一緒させて頂きます、堀口と申します。よろしくお願いいたします。

大卒で中堅SIer会社に入り、SEとして7年働き、フリーランスとして今月で丸2年になります。

会社で働いていた時は、金融系のWEBシステム開発を6年やり、残りの1年はAIを専門とした部署でコンサルやWEBシステム開発をやっていました。

フリーランスになってからは、WEBシステム開発(主にバックエンド)の業務に多く携わらせて頂き、現在は画像処理系の業務に携わらせていただいています。

経験してきたことの中で、少しでもお役立ちできる情報を提供できたらなと思います。

 

 

今回は、現在携わっている画像処理の分野で、私が経験ゼロのところから始めて、実務のこういうところで壁にぶち当たったことを共有させて頂きます。

画像処理の業務に携わり、「ここは自分一人では超えられない…」と一番感じたのは、「発想力」の部分でした。

 

Pythonの知識や、OpenCVの知識は、インターネットで調べればいくらでも出てくるので、開発の経験があればそこはあまり問題にならないと思います。

(OpenCVの公式チュートリアルを勉強するだけで、画像処理に役立つ処理は結構理解できました)

 

しかし、上記のような知識を使って、画像というインプットに対して、どのようにして価値のあるアウトプットを出力するかについては、知識だけでは辿り着けないことを業務の中で痛感しました。

 

現場の有識者の方々に学んでわかったことは、画像処理は、PythonやOpenCVの知識があれば要求に応えられるのではなく、数学の知識も必要だったってことでした。

むしろ、数学的なアプローチを土台に、それをPythonやOpenCVの用意されたライブラリをどううまく使って実現するかと、全くアプローチが違いました。

 

さらに言えば、その数学的な知識をどう当てはめると求めている答えに辿り着けるかという「発想力」が必要でした。

(私は、数学の知識も発想力も乏しかったのと、言語を勉強することに集中したため、ハマりました…)

 

もし、画像処理系の業務に新しく入っていく場合には、言語を勉強することよりも、まず画像処理はどんなアプローチをして、どんな価値を創出しようとしているのか、そこを先に勉強することをお勧めします。

 

この経験が、誰かのお役に少しでもたてれば幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。以上です。

 

ご参考までに。

画像とは?(http://neareal.com/470/)

画像処理にはなぜPython?(https://postd.cc/image-processing-101/)

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堀口 章人

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