一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 年度末の3月。

2021年度4月に、介護報酬が改定されます。

会社員・個人事業主に関わらず、少なからず医療・介護業界に関わっている者は知っておいた方が良い情報ですね。

今改定では、「リハビリ・機能訓練」「口腔ケア」「栄養改善」が注目されています。

医療機関や介護事業者にとって、重要な課題となります。

 

様々な改定の中の一つで、科学的介護が雑誌などでも取り上げられていました。

従来のCHASEと呼ばれる、利用者の状態やサービスの内容などの情報データベースを、新年度から、LIFE加算(long-term care information system for evidenceの頭文字を取ったもの)へと名前が変更されます。

政府は、自立支援・重度化防止の効果が高い「科学的介護」へのベースとしていく動きが見られています。

LIFE利用は専用ホームページにてID/passwordの発行が必要となります。

LIFEの活用は、科学的介護の新加算は、多くの事業所でひとり当たり40単位/月となる。

算定要件は、利用者の情報をLIFEに提供し、LIFEからフィードバックを受け、事業内容でPDCAサイクルを回す事となります。

※P:plan(計画)

D:Do(実行)

C:Check(評価)

A:Action(改善)

このPDCAサイクルにより、エビデンスに基づく、質の高いサービスを実施することが求められています。

2021年度改定後は、このLIFEの利活用の効果がどう現れていくのか、今後注目されています。

 

詳細は厚生労働省HPを参照ください。

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後藤 史織

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