最近ネット記事以外ではそんなに見なくなった携帯キャリアの改変
10月1日より、キャリア乗り換えでの大幅還元やスマホ端末の大幅値引きの規制が入ります。
まずは
・2年契約などの違約金を1000円以下に
これに関しては、現在加入しているプランについてるものは現状据え置き、10月以降に新規加入・プラン変更が出来た人のみに適用されます。
キャリアを変更・解約するのに違約金が大幅に減る
このメリットに関しては
・格安SIMサービスへの切り替えが容易に出来る
・キャリアの選択を自由に選べる
この2点になりますが
まず現在のキャリアのプランに慣れてしまったユーザーは、格安SIMのシステムに慣れないのでは、という懸念があります。
格安SIMに関して言うのであれば
メリット
・月額料金が安い
・キャリアの利用回線を選べる
デメリット
・時間帯の帯域制限がきつい
・問い合わせ窓口、サポート窓口がほぼない
・機種変更をサポートする窓口がほぼない
・よく目にする安いプランは通話が出来ない・通信量が少ない
・10分カケホなどは、アプリを介さないと適用されない
など、普段当たり前に使っているキャリアサービスがなく、ただ使うだけでも違いや差がでてくるこの辺に戸惑うユーザーは現状でも多々おり、料金が倍以上になってもキャリアに戻る人が現在でもいるくらいです。
もちろん格安SIMが向いてるユーザーもいます
・外での通信はあまりしない
・ピークタイム(正午・夕方)に外で通信をつかわない
・通話をほとんどしない
・キャリア回線との2台持ち(サブ)
などの使い方は格安スマホにしてもまず不便はしません。
逆に
・通話定額を利用している
・通勤通学中に動画アプリや音楽ストリーミングを利用している
・LINE通話などを頻繁に利用している
・設定など自身で行うのが苦手
これらの内容の場合は格安SIMでは非常にデメリットが多かったりします。
まず、上記にも書いたように
・格安SIMの定額通話は10分定額or30秒あたりの通話半額(30秒10円)
※ただし、指定アプリを介した場合
なので、スマホにある通話マークからかけると通話料は単純に通常料金になり、今までキャリアで通話を多く利用していた場合、格安SIMにしたとたん月額料金が大幅に上がる可能性もあります。
次に、YouTubeなどの利用が外で多い層
ここに関しては常に見れないのでは無く、利用者が多い時間帯やエリアでは、速度がかなり制限されるため、まともに見れない場合があります。
最近はそこを払拭するようなサービスも格安SIMで出てきていますが、動画の画質を落とすなどの設定が必要であったり、今までのキャリアにいた時には考えないような使い方になったりもします。
また似た内容でLINE通話などSNS通話を多用する人も、品質低下で悩むこともあるかもですが、これはLINEモバイルなどのそこに特化したサービスにすれば問題はなかったりします。
最後に
・設定が苦手なユーザー
ここに関しては、まずキャリアでは一通りセットですぐ使えるように販売員がおり、設定されて使える状態で渡されることがほとんど
次に困るのは
・故障なのか端末不良なのかの見極め
機械トラブルなのか、故障なのか、修理できるのか
ここに関しては自身で見極めないといけないことがほとんどになります
なにせ、窓口がないのと、格安SIMサービスでは端末購入へのサポートがほとんどないためです。
最後に
・設定を自分でする
これは1部窓口のある格安SIMブランドであれば買う時はサポートしてくれる場合はあります
ただ、今後端末を買うのはパソコンを買うように機械を地震で選び、格安スマホコーナーやapple直営店などで端末を買い、APN設定を自身で行い、必要であれば通話アプリの再設定を行う等…
上記に以外でのメリット・デメリットはありますが
基本的には安くなることで上がるメリットというのは少ない、ということになります。
また、このキャリアと格安SIMの間にあたるサブブランド
ワイモバイルやUQモバイルは窓口もあり設定もありほぼキャリア同様のサービスが得られますが、販売端末がいわゆる最新のiPhoneがない、廉価スマホばかりでフラッグシップモデルがないなど、キャリア利用時は気にせず好きに買っていたスマホが制限される、なんてことも…
9月後半には新型iPhone、10月からは消費税増税
携帯事業に携わる人達は、来月から色々とバタバタすることになりそうです笑