前回の記事で電気を制御する3つの要素は電圧、抵抗、電流と説明しました。
ではこの要素はそれぞれどの様な関係であるかという式がオームの法則です。
「V=R×I」 ですね。
中学の時は〇にTの字を書いて図で覚えさせられたかと思いますが、
時が経つと一番上の要素がV、R、Iどれだったか分からなくなりますね。
それぞれどういう存在であったか、前の記事を見返すと図がなくてもイメージで覚えれるかと思います。
Vは電気の源。電池1本は1.5V等というイメージが付きますね。
Rは抵抗で金属は電気が流れやすい(抵抗値が低い)、ゴムや木は電気が流れない(抵抗値が高い)という事がイメージできますね。
このVとRの力を制御して、欲しい量の電流Iを決めればよいのです。
LEDには流せる電流の量が決まっています。適切な電流を流せば点灯しますが、
定格値以上の電流を流してしまった場合は壊れて点灯しなくなります。
それぞれの部品には必ずデータシート(説明書)があり、その部品を使う場合はデータシートを参照して、
流せる電圧、電流を確認しオームの法則で電気の量を制御します。
次回はLEDを点灯するための計算を行ってみたいと思います。