一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 【ぼっち整体院は大変です】Vol.16 小さなお子さんがおられる方へ

皆さんの中には乳幼児のお子さんがおられる方や親せきや友人が最近出産された方もおられると思います。

そんな方々に少し知っておいてもらいたいことがあるんですね。

 

先日、生後3か月の赤ちゃんを連れたお母さんが施術に来られました。
おとなしい子で泣きはしないんですけど、ずっとこちらの様子を見ていたので、目が合った時ににっこり微笑んだわけです。

そうすると普通の子なら何らかの反応をしてくれるはずなのに、なんの反応もない。

で、「あ!そうか!」と気づいたわけです。

そこで少し離れた位置からマスクを外して微笑みました。もちろん大きな声は出さずに手を振るだけ。
そうするとその子もようやく笑ってくれたんですね。

以前に保育士さんやってる患者さんから「赤ちゃんは何も反応ないし話も分からないからって構わない人もいるけど、むしろ猛烈な勢いで新しい情報を取り入れている時だから、積極的に目と目を合わせて話しかける必要がある」って聞いたことがあるんです。

そこから考えると、たぶん家族や出会った人が笑顔で赤ちゃんの顔を覗き込んで声をかけるって、その子の情操教育や発達についてとても大事じゃないかと思うんですね。

そうすると去年の4月以降、みんながマスクして、言葉少なく接するっていうのはどうなのかなあ?と思うわけです。

おそらくわれわれは過去の経験から、人と接するときはマスクしていてもその奥の表情を頭の中で補正してコミュニケーションをとっていると思うんです。

でも赤ちゃんはそれが出来ないから、会う人会う人マスクで喜怒哀楽の表情を見せない、この一億総マスク社会って結構影響あるんじゃないかなあと思うんですね。

施術を受けていただいていたお母さんにはそのあたりを話して、「せめて家族や親せきが会いに来た時はぜひマスクを取って笑顔で声をかけてもらった方がいいかもしれませんね」という話をしたら、やはり、お母さんでもマスクをしていると子供の反応が薄く、マスクを外すと表情が豊かになるとのお話でした。

まあ、私自身、幼児の発達とか情操教育について詳しいわけではなく、この話に根拠があるわけではありません。しかし、この話をした保育士さんによると、コロナ初期の頃から保育士さんの間でもそういう話はあったそうです。

もちろんコロナと付き合っていく以上、まだ当面はマスクが必要なのは仕方のないことですが、少し気に留めておいてくださいね。

 

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京都府京都市出身。 立命館大学卒業後、エンジニアリングメーカーの営業職に9年間従事。 その後、横浜市関内のメディカルカイロプラクティックカレッジ横浜に入学。 卒業後、アルバイトで臨床経験を蓄積し、2015年10月に横浜市都筑区にて整体院『ヒーリングオフィスあすとらむ』を開業。

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