一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

概要

DockerでLaravel開発環境を構築している場合で、
タスクスケジュールをCron実行する為に必要なインストール手順と設定方法を記載します。

Cronインストール

docker-compose exec app bash等でコンテナに入った後以下を実行し、コンテナにCronをインストールします。
apt-get install cron

Cronエントリを追加

Cronの設定ファイルを開きます。
crontab -e
実行すると以下のように設定ファイルの中身がエディタで表示されます。
一番下に下記のCronコマンドを追記し、保存してエディタを閉じます。
/path-to-your-project → Dockerコンテナ内のLaravelプロジェクトディレクトリをフルパスで指定
/usr/local/bin/php → Dockerコンテナ内のphp実行ファイルがあるディレクトリをフルパスで指定
* * * * * cd /path-to-your-project && /usr/local/bin/php artisan schedule:run >> /dev/null 2>&1

Cron起動

service cron start
起動に成功すると以下のように出力されます。
[ ok ] Starting periodic command scheduler:
以上でCronの設定完了です。

補足

Cron停止
service cron restart
Cron再起動
service cron status
Cronの実行ログをログファイルに出力
* * * * * cd /path-to-your-project && /usr/local/bin/php artisan schedule:run >> /var/log/task.log 2>&1
(上記の場合はDockerコンテナ内、/var/log/task.logに出力されます。)

参考

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落合 俊樹

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