皆様こんにちは!鍼灸マッサージ師の工藤真(くどうまこと)と申します。
神奈川県横浜市北部を中心とした地域を対象に出張専門の治療院を開業しております。
明日からは6月。いよいよ梅雨の季節がやってきますね。
ジメジメして蒸し暑く、なんだか調子が崩れる時期だと感じる方も多いのではないでしょうか?
東洋医学では、梅雨時期の体の問題は【 湿邪 】(しつじゃ)が引き起こすと言われています。
湿邪とは、体の中に余分な水分がある状態を言います。日本は海に囲まれているので中国など大陸の国よりも湿邪による影響が大きいと言われています。湿は重く停滞する性質があります。
体に現れる症状としては、体の重だるさ、関節や筋肉が痛み、手足のむくみ、めまいなどです。
さらに、湿邪は消化に関わる経絡(脾経)に影響するので胃の不快感、消化不良、下痢などの胃腸症状も出やすくなります。
この季節を健康に過ごすポイントは『血と水の巡りを整え余分な水分を排出する』こと!
そこで今回は湿邪の影響による症状に対しておススメのツボを紹介いたします。
【三陰交(さんいんこう)】というツボです。
内くるぶしから指4本分上で、骨と筋肉の際にあるツボです。
また三陰交から骨に沿って上がり指の止まる所(膝の骨の下側くぼみ)にある【陰陵泉(いんりょうせん)】というツボも効果的です。
他にも効果的なツボはあるのですが、脾経に属す【三陰交】と【陰陵泉】は特にオススメです。
少し痛いけど気持ち良い位の強さで(約10秒位)を数回繰り返し押すと効果的ですよ。
梅雨を元気に乗り切るためにも、今のうちから対策をしてみてはいかがでしょうか?