以前、委託業務を請け負っていた郵便局の転送サービスについてお話ししたいと思います。
他の宅配業者と違って、郵便局ではお客様の郵便ポストに郵便物を配達するための「転入・転出届」を提出していただくようにお願いしております。
これは、引越しなどの際に1年間は郵便物を元の住所から新しい住所に転送してもらえる便利なサービスでご存じの方も多いと思います。
ですが、意外な落とし穴があったりするのです。実際にあった事をお話いたします。郵便局では郵便物だけではなくゆうパックにも転送サービスが適用されるため、進学・単身赴任等で自宅を離れた場合に転送サービスを利用してしまうと、例えばお盆休み・年末年始など帰省の際にゆうパックでお土産・帰省荷物を送ってしまうと自宅区域の配達を担当する郵便局から転送されて必要な荷物が自宅に届かないといった事が起こってしまいます。もちろん、運賃は返却されませんし、苦情を言っても正当な取り扱いということで100%荷物を差し出した側のミスということにされてしまいます。こういったことが起きないように進学・単身赴任の際に転入・転出届を提出する際には、新住所のみを記入して転入のみの取り扱いにしておけば、郵便物・ゆうパックに記入された住所通りに配達してもらえます。