一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

私は「いろはダンスセンター」というダンススタジオを主催してダンスを教えている傍ら、こども園の出前授業で幼児クラスを教えることがあります。

ただ園児に論理的なことを言っても理解できないので私はイメージで伝えることが多いです。

それでもできないこともたくさんあり、そうするとこどもたちのモチベーションが下がります

そんな時にこれは私がよく言って、いつも子供たちの気持ちが前向きになるので使っています。

以下こんな会話が広がります。

 

私:右手上げて

子供たち右手をあげる

 

私:左手上げて
子供たちが左手をあげる

 

私:先生はみんなの身体を触った?

子供たち:触ってない!

 

私:じゃあ先生の言葉を聞いて誰が身体をうごかしたの?

子供たち:自分!

 

私:そうだよね!

先生のお話を聞いて、やってみようって思ったから、今出来たんだよね。ダンスも一緒だよ。やってみようとチャレンジするとなんだってできる。失敗はどんどんすればいい。

だから大きな身体を使って踊ってみよう!

 

この会話の前に必要な環境があります

●まずは失敗してもいいんだという環境づくり

●自分が自分が行動が「できる」につながるために頑張った過程を褒める

●私を好きになってもらう

 

何かを遂げるならそのあいだの過程が大事。

それを楽しく、できるようにするためには色々な工夫やトリック(?!笑)

が必要です。

失敗してもいいんだという環境を作ることでリラックスしてチャレンジできます

 

そしてできたことを褒めるのではなく、頑張った過程を褒めてあげることで

自分だってできるんだぞ!と成功事例、成功体験をさせることでやる気の意識を持たせる

 

最後の大前提。

私のことを好き!と思ってもらえる事。

 

嫌いな人の言葉は刺さりません。

いかに子どもたちが私のことを好意を持ってもらえるか、信頼してもらえるかというのは

大切です。

 

でもそのベースがあると、「自分が行動しないと何も変わらないんだ」

と気づき、受動ではなく、自分から行動するようになります

 

子供達の反応を見ながら、過程を褒め、成功体験を増やしていくことで自信がついたら

こっちのもの!

 

今度は子供達の方から自主的に勝手に頑張ってくれます。

 

私はダンスインストラクターとしてこども園にダンスを教えに行っていますが

昔は保育士に憧れていました。

 

こういった出前授業を通して子どもたちに触れ合えるのは

私にとっても幸せなことです。

 

お互いの信頼関係がしっかりあれば、子供達の能力はいくらでも上がります。

ぜひ自主的に子供達を動かす魔法の言葉。

 

「気づく」と、子供達の成長はとても早いですよ!

ぜひ使ってみてください♪

 

 

 

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岡本 理恵

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