今回はWinMergeの便利な使い方について紹介させていただきます。
ご存知でない方もいらっしゃるかと思いますので、WinMergeについて説明させていただきます。
・WinMergeとは
Windowsで使用できるファイル比較ツールです。
ファイルだけでなくフォルダごと比較もできるため、ローカル上で変更中のソースファイルなどのビフォア・アフターの比較なども簡単にできるため個人的に重宝しています。
詳しくは以下のURLを参照してください。
https://winmerge.org/?lang=ja
・便利な使い方
今回紹介したい便利な使い方を紹介する前に、通常の使い方について簡単に説明します。
通常の設定の場合、以下の2パターンの比較方法があります。
(1)WinMergeを起動させ、比較したいファイル(フォルダ)をそれぞれ選択して比較実行
(2)同じエクスプローラ上で比較したいファイル(ファルダ)を選択して、右クリックのWinMergeメニューより比較を実行
個人的に複数のエクスプローラ(フォルダ)を開いている状況が多く、WinMergeを起動させずに別々のエクスプローラ上のファイル(フォルダ)を比較させたいことが頻繁にあります。
それを叶えてくれるのが、以下の設定になります。
<設定手順>
1.WinMergeを起動
2.メニューより、「編集」>「設定」を選択
3.オプションウィンドウより、「シェル統合」>「エクスプローラー」
4.「拡張メニューを有効にする」にチェックを入れ、OKを押す
これにより、エクスプローラの右クリックメニューに、「比較対象として選択」が表示されます。
それで1つ目のファイル(フォルダ)を選択できます。
続いて2つ目のファイル(フォルダ)を選択するには、右クリックから「比較」を選択します。
とても便利な機能ですので、ぜひ使ってみてください。