前回の続き
志望校を選ぶにあたり、自分の偏差値で入れる高校に入るのではなく、自分が充実して高校生活を送ることができる高校を選ぶことが大切である。そして、そのためには、いろいろな人の意見やデータを参考に、どこが自分に合うかを真剣に考えることが必要である。その際にいろいろな人の打算を含んだ意見、特定の結果に誘導するためのゆがんだ進学データに出会うことになる。そのうちのどれを信じればいいかというのは中学生にとって至難の業である。無意識のうちに、自分が楽できる道を、周りに(とりあえず短期的でもいいので)評価される道を、都合の悪い意見を無視して自己満足するための道を選んでしまう。そういう時に、力になってあげられるのがいい塾講師なのではないかと思っている。