一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

先日、とある飲み会に参加。
そこで初めて会った人物に、自己紹介をしていきなり名刺に書いてあること、仕事に関する姿勢について批評をされた。

まず名刺の内容。「うちでサイトを作ったら必ず売れるようになる」と書け!といってくる。

先月書いた通り、私はこの手の主張をすることは、現実的にも、心情的に難しいので書かないようにしている。
作って売れるたとしても一時的で終わる。それではウソにしかならないのである。

この時点で、何を言っているんだこいつはとおもっていたが、
初対面の相手にダメ出しをする度胸はなかなかすごいと思った。

その後、二次会になり、立ち飲み屋さんでのこと。
ダメ出しをしてきた彼が、目の前まで詰めてきて、色々と質問をしてくる。
仕事の目的、理念、ターゲットや思想など。

「そんな考えでよいのか」「こうあるべき」「ここをねらわなくてはだめだ」

何故そんなことを彼が言うのかと言ったら、彼は「中小企業診断士の資格」を持つおやじなのだ。そういう資格を持つという自信から、色々と言ってきたのかもしれない。
結局40分以上反論し最終的に彼には、黙っていただいたのだが・・・

飲み会帰りから、彼のマウンティングと悪意があるのかないのかは知らないが、自分が正義だという口撃にすっかり当てられてしまい、心を病んでしまった。
そこからうまく回っていた、その他の人間関係にもひびを入れ、悪い現実を引き寄せてしまった。負のスパイラルが連鎖する状況で、更に傷を負う最悪の状況になってしまった。

そんななかで、仕事で行く三鷹で、とある方にその話をすると、なぜ初対面の相手にそういうことを言ったのか。
その目的を考えようという話になった。

あとで知ったことだが、彼は、中小企業診断士の資格を持っていても1人で起業する勇気がないそうだ。
結局、開業して7年目何とか生き残っている私と、勇気がなくて企業ができない自分を比べて嫉妬があったのかもしれないという事である。視覚の力で言いたい事を言ったという事だろう。

普通に考えれば、自分の事で手いっぱいの人間は、他人の仕事の姿勢や内容には無関心なものである。名刺に何が書いてあろうと、どんな思想で仕事をしていようと全く関係ない。なぜなら、ビジネスで関係を持たなければ、基本的に会うことはない。そのため他人を否定し、俺が正しいという論調など誰もしないのである。

アドラー心理学では、人間の行動はにはかならず「目的」があるとみる。
その様な視点で見れば、「自分を凄いと認めて欲しい!」これがつよかったのではないか。しかも、論破されたものだからムキになって攻撃をしてきたのかもしれない。そもそも彼の心には、悪意の波動に満ちていたはずである。

そんな相手は、関わらない方がいいのである。早めに気づけばよかった。

自分のモチベーションを破壊されて、あてられてしまうのもバカみたいである。現在まだ完全に調子は戻っていないが、徐々に改善して再起したいと思う。

ドリームキラーというのは、同じことをしたことがないのに、批判し否定する。経験したことがないから、相談されても答えようがないのである。だから否定する。
否定、批判をするのであれば、もっと成果を出せる秘策を一緒に話すべきである。それができない人間が批判や否定するならば、話を聞き流し相手にしない。
これを貫くべき。下手に論破をすると、自分の心にダメージを負ってしまう可能性がある。

今回勉強にはなったが、論破したことは失敗だった。
このような相手は、もう相手にしない。関わらないこれを今後貫こうと思う。

ビジネスには害悪でしかない。

 

 

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