目指せ満点!定期テスト対策!
定期テストの成績は、通知表に反映されるだけでなく、入試などで参考にされる「内申点」「全体の評定平均値」などに大きく関わってきます。今月は、5月号でお伝えした英・数の学習ポイントに続き、国・理・社の定期テストの学習方法についてご紹介します。ぜひ参考にして、点数アップを目指しましょう!
学習計画の基本は?
①2週間前から計画を立ててのぞもう!
主要5教科だけでも、試験に出る内容を並べてみるとかなりの量になります。一夜づけや数日前から勉強しはじめたのでは当然満足のいく成果は得られません。日頃の復習に加え、少なくとも2週間前からはテストに向けた計画を立て、学習をはじめましょう!
②学校で学習した内容はすべて見直そう!
当たり前のことですが、定期テストでは学校で学習した内容が出題されます。下のポイントを必ず確認して定期テストにのぞみましょう。
■国語 (現代文)
・学校のノートは出題者の意図・重視している部分が分かる重要な教材です。
必ず板書は全てノートに写しておこう。
・プリント、教科書、準拠教材は徹底的に復習しよう。
・教科書下段の語句・単元ごとの最後にある問いかけやまとめから多く出題されやすい傾向にあります。
【評論文の理解】
・わからない言葉がないようにしておこう。
語句に対し、自分の言葉で説明できるようにしておこう。
・指示語の示す先を答えられるようにしておこう。
・接続語のはたらきを確認し、文のつながりを整理しよう。
・文ごとに事実か意見かを区別し、筆者の主張がどこに書かれているか明らかにしておこう。
【小説の理解】
・5W1H(いつ、だれが、どこで、なにを、なんのために、どのように(どんな))を整理しよう。
・その場面を設定することで、作者が描きたい心情は何かを考えよう。または、伝えたいテーマは何かを考えよう。
■国語 (古典)
・原文⇒現代文に訳ができるようにしよう。
漢文の場合は原文⇒書き下し文も書き換えできるようにしよう。
・わからない語句がないようにしよう。特に現代語と意味が異なる語句に注意しよう。
・活用表は白紙の状態から作成できるようにしよう。
・主語(動作主)と、敬意の方向を見抜けるように しよう。
・漢文はどのような教訓を伝えているか理解しよう。
■理科
・語句・式は必ず覚えよう。
・実験はどのような結果を確認しようとしているのかを整理して、説明できるようにしよう。
・必要な作図ができるようにしよう。
・問題演習は、学校のテキスト、副教材、プリントのやり直しをまず徹底しよう。
・計算問題は途中の式も残し、考えの筋道がわかるようにしておこう。
間違えた問題のやり直しに必要です。
・前回までのテストから、出題の割合を確認
しておこう。
(物理範囲:生物範囲=1:1など)
■社会
・範囲にある語句について、自分の言葉で意味が説明できるようにしよう。
語句→説明と、説明→語句の両方が答えられるようにしよう。
・アウトプットについて
地理:白地図
歴史:年表
公民:図示
などを用いて、まっさらの状態からどれだけ 知識が書き出せるか確認してみよう。
・前回までのテストから、出題の割合を確認し (歴史:地理=1:1など)、時事問題が出題される場合は日頃からニュースを見ておこう。