こんにちは。
先日、ようやく1回目のワクチン接種を行ったため、ワクチン接種に関して少し興味が出てきたため、
今回はワクチン接種管理に関しての記事を紹介しようと思います。
ワクチン接種の管理に関しては、現在、紙ベースで管理しており、
接種証明としてシールを貼ってもらうことで回数などを管理しています。
先日、初めて接種した感想としては、作業がだいぶ慣れてきているのか、
どの作業もスムーズに進められており、受付から完了まで30分もかからずに完了しました。
作業スピードなどに関してはとても良いことだと感じましたが、
ワクチンを接種した後、接種証明のためにはシールを貼ってもらった紙がなければならないということは、
管理上、問題があるのではないかと感じました。
重要書類など、様々なものが紙ベースで行われてきていますが、
重要書類はそこまで使用頻度が高くないために、紙ベースで管理していてもそこまで劣化せずに管理できていたのではないでしょうか。
今回のようなワクチン接種証明などはおそらく旅行する際などにも使用することが想定でき、
使用頻度も比較的高いのではないかと考えられます。
そこで、スマホ版のワクチン接種証明を検討しているというニュースに関して、
とてもよい動きだと感じました。
まだ仕様案を検討している段階のようですが、デジタル庁ができたことにより、
少しはデジタル化への動きがうまれるようになったのではないかと感じます。
現在の案としてマイナンバーカードから申請するという案が検討されているようですが、
マイナンバーカードはまだ普及しているとはいえず、さらには申請してから発行までも時間がかかるものであり、
マイナンバーカードありきで事業を進めるのであれば、
まずはマイナンバーカードの発行を早くするような対策をたてるべきであり、
発行が遅ければワクチン接種証明の使用も遅れることになります。
事前準備、事前条件の実現が困難、または時間を要するものであった場合、
システムの普及は見込めません。
普及をさせたいのであれば事前条件の容易さに関して検討すべきであると感じました。
今後の動きを注視したいと思います。
参考記事
スマホ版「ワクチン接種証明」はマイナンバーで申請 事業者向けAPIも提供へ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2109/17/news138.html