TCP/IPは5つの階層に分かれており。上にいくほどユーザに、下にいくほど機器に近い作業を担当しています。
各層にはさまざまなプロトコルが用意されており、TCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)もその中の1つです。
▼以下、階層の役割
アプリケーション層
アプリケーションに合わせた通信を行えるようにします。
アプリケーションごとにさまざまなプロトコルがあります。
トランスポート層
送信されたデータを確実に受信側のアプリケーションに届けるために働きます。
ネットワーク層
受信側のコンピュータまでデータを届けるために働きます。
届けたデータが壊れているということや、受信側が受け取ったかとうことは関知しません。
データリンク層
ネットワークに直接接続された機器間を伝送できるようにします。
ネットワーク層と物理層の間の違いを完全に吸収するために、さまざまなプロトコルがあります。
物理層
データを信号に、信号をデータに変換します。
変換方法を通信媒体に依存するため、特定のプロトコルは決められていません。