一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • SQLのSELECT文で複数のテーブルを扱う方法

データベースのテーブルに格納されているデータを取得するには、
SQL言語のSELECT文を使用します。
1つのテーブルからデータを取得することは簡単で、下記のような
命令を記述して実行すれば目的のデータを得ることができます。

【1つのテーブルからデータを取得する方法】
select 列名、列名、‥、列名 from テーブル名;

しかし、取得したいデータが複数のテーブルに散らばっている場合は、
どうでしょう。その場合は、JOIN句を使用してテーブルを結合してから
両方のテーブルから取得したいデータを指定することで、目的のデータを
得ることができます。その際、テーブルの結合条件はON句で指定します。

【複数のテーブルからデータを取得する方法】
select テーブルA.列名、テーブルA.列名、‥、テーブルB.列名 from
テーブルA XXX JOIN テーブルB ON テーブルの結合条件;
※XXXには、結合方式によってINNER、LEFT、RIGHT、FULLなどの値を指定。

SQLはデータベースを扱うシステムでは必須の知識で、当然Webアプリを
作成する際もデータベースアクセス部分(層)の命令として記述することに
なります。大規模なシステムになればテーブル構造も複雑になることから、
高いSQLの記述能力が必要になるようです。
今回の記事では、テーブル操作の一例としてテーブルの結合方法を
紹介しましたが、もし皆さんもSQL文を扱う機会があれば、いろいろな
テーブルの操作に挑戦してみてください。

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庭田 圭

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