一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今年も10月になり、そろそろ確定申告の準備に
取り掛かろうとしています。
そこで、今回は私の考えるお得な年収の考え方を
紹介したいと思います。

働いて年収が多くなると考えないといけないのが、
税金対策。まず初めにフリーランスが支払う税金を
おさらいします。

所得税‥年間の所得に課せられる税金。
住民税‥都道府県・市区町村から課される税金。
消費税‥課税売上高が1000万円以上に課される税金。

※健康保険・年金は保険のため、税金からは除く。
※消費税、固定資産税、酒税等の収入に関係ない税金も
上記の対象から除外しています。

上記税金のうち、まず気を付けないといけないのが消費税。
売上1000万円以上だと消費税を支払う必要があるため、
1000万円を超えて働くのは得策ではないと私は考えています。

であれば、990万円くらいに抑えるのが良いかというと、
これもまた個人の置かれている境遇によって変わって
来ると考えています。

例えばですが、3歳の子供がいる場合、高校生の子供が
いる人の場合、年収(正式には課税所得)が少ないと
児童手当制度、高校無償化制度にて国及び市区町村から
給付金が頂けます。しかし、一定以上の年収(正式には
課税所得)を超えると一部又は全額貰えなかったりします。

基本的に年収を上げる為には成果を出す必要がありますが、
その分税金が多く取られたり、国及び市区町村の給付金制度から
除外されたりして、損をしてしまいます。

よって、私はこれらの事を考えて丁度年間報酬がマッチし、
労力に対する手取り対価が最大化するような仕事を選択する
ようにしています。

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庭田 圭

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