軽貨物運転手の仕事は、指定の配達先に軽車両で運べるサイズの荷物を届けることです。
大型や中型トラックと比べて移動する距離は少なく、配達する地域はある程度限定されてくるのが特徴です。
運ぶ荷物は、弁当や総菜などの食料品をはじめ、衣服から日用品まで多種多様なものを運びます。
企業からの依頼でも、ウォーターサーバーの水や医薬品、灯油や自動車部品などさまざまです。
配達先は一般家庭と企業があり、企業向けの場合はルートが決まっています。
企業は、常に人がいることが多いため、受取人不在となることはほぼありません。
また、土日が休みになるケースが多い傾向です。
反対に、一般家庭向けの場合は、企業向けと違って決まった配達先に配達するわけではありません。
いろいろな家庭に荷物を届けるので、受取人不在となるケースも多く、再配達しなければならない場合もあります。
さらに、企業を対象にした配達は専属定期便とスポットに分類されます。
求人広告でもっとも多く広告が掲載されているのは、専属定期便です。
専属定期便は、会社が展開する配送業務を社員の代わりに行います。
いわゆる外注のような仕事で、休日を除いて毎日、しかも終日仕事ができるので収入が安定します。
一方、スポットの場合は仕事が入るのは不定期です。
たとえば、赤帽はスポット専門で展開している運送会社の例です。
委託料が高く、スポット専門で仕事を受けている運転手も多いです。