日頃Excelを使用していて、バージョンアップしても特に違和感なく関数は使えています。
ですが、バージョンアップでは、ユーザーからのフィードバックを基に、新しい関数が追加
されているようで、実は新しい機能や関数を使うと、今以上に業務の効率アップにつながる
こともあるのはないかと考えます。
例えばExcel2007では10個、Excel2010では20個以上の関数が追加されているようです。
まったく知りませんでした。。。
そういうことで、通常業務でも使えそうな関数を、備忘録を兼ねてこちらで紹介したいと
思います。
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COUNT系
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■COUNT
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルの個数を集計する。
■COUNTA
選択した範囲のセルの内、空白を除いたセルの個数を集計する。
■COUNTBLANK
選択した範囲のセルの内、空白のセルの個数を集計する。
■COUNTIF
選択した範囲のセルの内、指定した検索条件に当てはまるセルの個数を集計する。
■COUNTIFS(Excel2007で追加)
選択した範囲のセルの内、指定した複数の検索条件に当てはまるセルの個数を集計する。
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AVERAGE系
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■AVERAGE
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として平均を計算する。
■AVERAGEA
選択した範囲のセルの内、数値以外の値のセルも対象として平均を計算する。
■AVERAGEIF(Excel2007で追加)
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として、指定した検索条件に
当てはまるセルの数値の平均を計算する。
■AVERAGEIFS(Excel2007で追加)
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として、指定した複数の
検索条件に当てはまるセルの数値の平均を計算する。
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SUM系
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■SUM
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として合計を計算する。
■SUMIF
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として、指定した検索条件に
当てはまるセルの数値の合計を計算する。
■SUMIFS(Excel2007で追加)
選択した範囲のセルの内、数値が含まれているセルを対象として、指定した複数の
検索条件に当てはまるセルの数値の合計を計算する。
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SUBTOTAL・AGGREGATE
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■SUBTOTAL
選択した範囲のセル内の数値を、指定した計算方法で計算する。
■AGGREGATE(Excel2010で追加)
選択した範囲のセル内の数値を、指定した計算方法と除外条件で計算する。
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IF系
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■IF
条件式の結果に対して、指定した値や計算結果を返す。
■IFERROR(Excel2007で追加)
条件式の結果がエラーになった場合に、指定した値や計算結果を返す。
■IFNA(Excel2013で追加)
条件式の結果がN/Aエラーになった場合に、指定した値や計算結果を返す。
■IFS(Excel2016/2019で追加)
複数の条件式の結果に対して指定した値や計算結果を返す。
■SWITCH(Excel2016/2019で追加)
値を複数の条件で評価し、評価の結果を指定した値で返す。
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文字列結合
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■CONCATENATE
複数の文字列をつなげて1つの文字列にする。
■TEXTJOIN(Excel2016/2019で追加)
区切り記号を入れながら、複数の文字列をつなげて1つの文字列にする。
■CONCAT(Excel2016/2019で追加)
範囲を指定して文字列をつなげる。
たまたま使ったことがあるものもありますが、ほとんど知らない関数でした。
バージョンアップ時は気にしておくようにしたいと考えます。
以上です。