一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • お水を積極的に摂りましょう

皆様、お水をしっかり摂っていますか?

お水が人間の体の大部分を占めているというのは
皆様もよくご存知のことと思います。
ところで、お水は私たちの体でどのような役割を果たしているのでしょうか?
今回はぜひ、そちらを知っていただきたいと思います。

お水は皮膚や筋肉、血液や骨に至るまで、体のあらゆる部分に分布しており、
常に一定の水分量を保つように調整されています。
そんなお水の役割はざっくり分けますと、3つ。

①栄養素を分解する
→栄養素は体内で全て水に溶けた状態で消化吸収・運搬されます。
②体温を一定に保つ
→代謝は全て体液という水の中で行われます。余分な熱は体液が汗や呼気となって気化熱を奪うことで、体温は一定に保たれます。
③乾燥を防ぐ→体表に存在する水分は、皮膚の乾燥を防ぎ、潤いを保っています。
④老廃物などの排泄
→不要になった栄養素は体液に溶けて細胞外に出、血液によって腎臓に運ばれて排泄されます。

私たちの体が正常に機能するためには、お水を欠かすことができないのが分かります。
また、1日あたり成人の方の体内から排出される水分は2,500ml程度です。
摂取量と排出量との均衡を保つ必要がある為、毎日同じ位の水分量を摂取する必要があります。

そして、水分不足になると、どんな状態になるのでしょうか?

①1%減少→喉が渇く
②2%〜減少→頭痛、食欲不振、脱力感等の脱水症状
②10%減少→筋肉の痙攣、意識の混乱、腎機能を失う
③20%〜減少→生命の危険を伴う

最悪の場合は死に至るなんて…怖すぎますね!
夏場は汗をかいたり、喉も乾きやすいので自然と水分摂取もできますが、
冬場は「隠れ脱水」といって、知らないうちに水分不足になりやすく、実は要注意です。
これからの時期は、喉が渇かなくても、こまめな水分補給が必要ということですね。
また、特に新陳代謝が良く、体の水分の含有量が80%と多い
お子様(乳幼児)方は水分が排出されるとすぐに脱水症状を起こす危険もあります。
小さなお子様をお持ちの親御さんたちはこちらも十分な注意が必要です。

ちなみに「水分ならこまめに摂ってるよ」という方の中には、
まれにお茶やジュースなどの味のあるものしか飲まない方がいらっしゃいます。
ジュースはほとんど糖分ですし、お茶も確かに健康に良いのは否めませんが
カフェインなどが入っているものは利尿作用により、ほぼ体外へ排出されてしまいます。
体の水分量をしっかり保つには、純粋なお水も摂っていただくことがとても重要になります。

お水が得意でない方!まずは口に含むようにして
少しずつこまめにお水を摂取されることをお勧めします。
まだお水を飲む習慣がない方は、始めると体感も出やすいと思います。
健康や美容を気にされている方、
ぜひ毎日の水分補給をしっかり行なってみてくださいね!

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小島 礼香

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