JR九州会長 唐池恒ニ氏が書いた本
國鉄時代から今のJR九州に、赤字300億円から黒字500億円へ
タイトル、帯を見てすぐに購入した。
あのななつ星が発表された時は驚いた。列車でこんな料金で乗る人がいるのだろうか?と思った。蓋を開けてみれば、最高競争率316倍のプラチナチケットに。
九州新幹線の開通時の、あのCMに何度も涙した。
赤字路線だったJR九州は、今37のグループ会社があり、鉄道以外の売上が6割。
鉄道事業だけではいずれ立ち行かなくなる。そこから新たな活路を見出し、今がある。
前書きにある
経営は、ひとに感動を与えるためにある。
経営は、感動することから始まるのだ。
この2行に私は感動した。
コロナ禍で、心が萎縮してしまっている時に、心を解きほぐし、お客様の心を動かして感動してもらうには何が必要か?
料理という商品を売っているが、私たちは、予約してから料理を提供してその時間を過ごしていただき退店されるまでの一連のサービスを売っていると心に留めて、これから経営していこうと思う。