「厚生年金」とは、会社員や公務員など、「第2被保険者」に区分している人たちが加入しており、「国民年金」にも自動的に加入している。そのため、国民年金にしか加入していない人に比べ、受け取れる年金の額が多くなる。支給される額は、加入していた期間だけでなく、現役時代にどれだけの収入を得ていたかで決まるため、現役時代にたくさん収入を得ていた人は、基本的に支給される年金額も多くなる。
なお、会社員や公務員など第2被保険者に扶養されている人は、「第3号被保険者」となり、国民年金に加入しているとみなされ、年金保険料を負担することなく基礎年金を受け取ることができる。