一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

先日、常駐先の現場よりM1チップが搭載されたMacで開発が可能かを検証して欲しいとの依頼があり、貸与されたPCにて検証を行いました。あくまで私の開発環境になりますが、検証結果をこちらでも共有したいと思います。

■動作しなかったもの

●Docker

  • Entrykitは動作しない。マルチステージビルドを使用すれば使用可能との情報はあったがうまくいかなかった。Entrykitは既に開発が止まっており、どうしても必要なものではなかったの使用を取りやめた。
  • MySQLのコンテナが起動しない。platformをlinux/x86_64に指定すれば問題なく起動した。

■心配されたが問題なく動作しているもの

  • MS Office
  • VS Code
  • Slack
  • Sequel Ace
  • Sourcetree

 

動かなかったものは設定を変更することで動作するようになり、他のアプリについては特に問題なく動作している。
そのため、開発するには今のところ特に困ってはいません。

まだ未対応のアプリも存在する可能性があり、時間が経てば対応済みのものが増えて安定してくると思うので、急ぎでなければIntel Macを使い続けることをおすすめします。

M1 Macで開発を行なった感想としては、とにかく動作が早いです。
噂では聞いてましたが、予想を上回るほどでした。
Dockerコンテナがあっという間に起動します。

私物のPCがあと1〜2年で寿命を迎えそうで、次はM1 Macを使うことになりそうです。
実際に買う前に貸与されたPCで検証する機会に恵まれたのは本当にありがたかったです。

こちらの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

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山村 隆司

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