先月に続いて、海外出張ネタですが、今回は最終編として自宅待機開始から待機解除まで、さらにその期間中にありました選挙の投票について記録も兼ねて書きます。
【14日間の自宅待機開始】
帰宅した翌日からカウントとなる14日間の自宅待機が始まりました。そしてMySOSアプリ(写真参照)によるビデオ通話と位置情報送信の日々の始まりです。
以前は、LINEのビデオ通話で担当者が自宅待機していることが確認できる部屋の背景を撮影してくれと依頼するなど、一人暮らしの女性などは受け入れづらい要求をされる待機状況確認だったようですが、私の場合はMySOSアプリによる自動ビデオ通話が1日に1〜2回、位置情報送信の要求が1日に1回、ランダムな時間に要求されて返信が遅れると返信できなくなり、連絡不可にカウントされるという仕組みに変わっていました。(これで何日も連絡がつかない場合に、委託先の警備会社による訪問やそれでも連絡つかない場合は氏名公表となるようです)
【自宅待機カウント開始当日に「同じ飛行機で陽性者が確認されました」のメールが!】
濃厚接触者に当たるかどうか確認中ですが、認定された場合改めて連絡がくる旨、メールが届きましたがその後連絡が無かったので席が離れている方だったと思われます。
寝る時もずっとマスク付けてましたが、これは席によっては濃厚接触者に認定されて検疫所指定施設での待機になるところでした。今だと新しい変異株の陽性患者がいた場合、同じ機内の全員濃厚接触者というルールなので、これだと海外出張のリスクが相当高くなるため、出張者が相当絞られることになると思われます。(現在のルールの中で水際対策をしっかりやっているという見方もあるかもしれません)
【自宅待機期間中の選挙について】
ちょうど自宅待機中の10月31日に衆議院選挙が行われるということで、自宅待機している私はどのように選挙権を行使すれば良いか、地元役場に問い合わせてみると、「検疫所の自宅待機対象になっている証明があれば、自宅に投票用紙を送りますのでポストに投函してください。」との回答がありました。
まず、自宅に投票用紙を送ってもらうための申請書を郵送してもらい、それに必要事項を記入して同封されてたファスナー付きビニールシートに入れた上で消毒後ポストに投函、再度郵送されてきた投票用紙に立候補者の中で投票したい人と政党、罷免したい最高裁判所裁判官がいれば記載して、封筒に用紙を入れて更に先と同様にビニールシートに入れて消毒後ポストに投函で投票終了。(これ、海外在住者も同様の手順のようですが、手間や時間軸考えると中々ハードル高いと思いました)
【10日目以降の自宅待機短縮措置を受けてみました】
当時のルールでは10日目以降に指定検査所でのPCR検査で陰性が確認されて証明書をMySOSアプリで登録すれば自宅待機解除となるとされていましたので、自宅付近で公共交通機関を使わずにPCR検査を受けられる施設を探してみました。(陰性証明の偽造なども海外では横行してるようで、厚労省で認定された検査機関で検査&発行された証明しか認められていません)
しかし自宅から徒歩1時間&検査料も2万円超えと中々ハードルが高く、断念しかかってましたが木下グループ提供のキットであれば(3千円ちょっとの費用で)自宅で検体採取後、郵送すると検査して結果をメールで送ってくれるとのことでコチラを利用することにしました。
そして、郵送翌日に陰性のメールが届き、そのキャプチャーを入国者健康確認センターにアップロードし、必要情報の入力や誓約を済ませて待機短縮日の翌日には無事待機解除となりました。(この待機解除通知とアプリの連動がリアルタイムじゃ無いのか、その後も数回ビデオ通話と位置情報入力要求が来てたので一応対応しました(笑))
そして、待機解除になるとアプリのトップ画面が変わってる。更にビデオ通話や位置情報入力の履歴が消えてる。(将来的に移動の自由などの私権制限を理由に集団訴訟されたりするのを防ぐ目的なのか?など邪推してしまいます(笑))
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【最後に】
今回、出張を決断したことで、UAE(の中のドバイ)のみですが、海外の新型コロナへの対策や日本との違いを体験することができ、貴重な経験となりました。
出張した10月以降、国内外の日常が元に戻る動きも出ていたところに、オミクロン株の感染拡大が出てきて、まだ少し時間がかかる流れになっておりますが、最新状況見ながら正しく恐れることを心がけ、しっかり事業を継続していきたいと思います。