私は、12年間市役所で働いていましたが、大学は将来は食に関わる仕事がしたいと思い、農学部農芸化学科に進学していました。
就職はもちろん、食品会社を中心にエントリー。
私の学科は就職率98%だったので、頑張って就活していれば決まるだろうと高を括っていました。
周りが次々に内定をもらう中、私は大学4年の夏になっても1社も内定をもらえずにいました。
「なにかが違うのではないか」
そう思った私は、自らを見つめ直し、「自分がやりたいことと自分が向いていることは違うのではないか。食は趣味にして、仕事とプライベートの両立ができそうな仕事をしよう」と公務員志望に方向転換。
そこから勉強し、翌年に市役所に合格し、晴れて公務員になりました。
公務員として働く中で、仕事に夢を持っていない人の多さ、組織の閉塞感に「長い時間を過ごす仕事がやりがいを感じられないものでいいのか」と疑問を感じました。増えない給料、増えていく業務量に「今のお給料では、もし子どもができても、自分の親のように何も考えずにやりたいことをやらせてあげられないかもしれない。老後は豊かな生活ができない」という現実が、このまま公務員でいることが私の幸せなのかという想いに拍車をかけていきました。
まして、公務員では副業もできません。
「このままではいけない…!」
そう思った私は不動産投資の学校に通って不動産投資による資産運用を始めると同時に、セミナー等に通い自分のやりたいこと・仕事を探し始めるようになりました。
そんな中、コーチングと出会い、人生の目標・基準が明確になったことにより、「この手法を使って、自分と同じような悩みを抱えている人のサポートがしたい」と市役所を退職しました。
行動するためには、自分にあった目標や基準が必要です。
更に、私が行動できたのには、幼少期の体験が大きく関わっていました。
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