みなさんこんにちは。
気づけばもう年の瀬で、あと数日で今年も終わろうとしています。
一年早かったようで、色々あったようで、やはり早かったです。
昨年に比べ、コロナの状況も大きく変わった一年でした。
ワクチンが承認され、接種が開始され、年末には国内初の飲み薬が承認されました。
承認された、米メルクの飲み薬「モルヌピラビル」は、ウイルスが増殖する際に必要な酵素の働きを抑え、体内でウイルス量が
増えるのを抑制する抗ウイルス薬。臨床試験(治験)では、1日2回5日間服用すると、重症化リスクのある軽度から中程度の症
状の患者が入院・死亡するリスクを約30%下げる効果があった、との事です。
現在はオミクロン株が世界的に流行する中で、今後どのように効果があるのでしょうか。
ワクチンが進んでいる国として、イスラエルがありますが、7月からブースターとして、3回目のワクチン接種が始まっており
また4回目の接種を検討しているとのことでしたが、既存の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンではオミクロン株
を防ぐのは難しいという研究結果が国際学術誌『Nature(ネイチャー)』に掲載された中で、イスラエルではコロナワク
チン4次接種を中止するかどうかの岐路に立たされたとのこと。
イスラエルの専門家の中では、「科学的なデータが不足している」や、「あまりたくさん注射を打ちすぎると免疫システムを疲
弊させて、かえってコロナウイルスと戦う身体能力を損なう逆効果になりかねない」と警告しているそうです。
日本は来年の1月頃から、3回目の接種に加速がかかりそうなので、オミクロン株の流行に歯止めを効かせる事が
できるでしょうか。
日本の塩野義製薬も飲み薬を開発しており、今後治験後にて安全性が確認出来れば、世に広まってくることでしょう。
いずれの飲み薬も特性上、投与効果が期待できるのは発症直後に限られ、発症数日以内に陽性と判定され、医師の診断で薬が
投与されなければならないとのことです。