今回は「低価格競争」についての記事です。
私は衣服の加工が収入の軸となっています。
衣服の加工にも当然低価格競争があります。コロナ時代で、どこもかしこもコストを抑えて、在庫を最小にと動いています。アパレル産業を全体的に見ると絶望的です。そして最近はどこよりも安く・早く・高品質と謳った業者が増えています。
そんな中、私は個人事業の規模、品質には自信を持っていますが、最安最短とやっていては身が持ちません。ただこの一年でそれをする必要はないとわかりました。私は職人気質なところもあってか、こだわりの強いお客様との相性が良く、そういったお客様にはしっかりとこだわり抜いた分の工賃を頂けます。そしてこだわりの強い店舗には、高価でも購入してくださるユーザーがいます。そのように、アパレルの全体ではなく、限定的な部分で私の技術を頼ってくださるお客様は必ずいるということです。
私は低価格競争には乗らず堂々と私の武器を磨き続ければいいと気付かされた一年でした。
そして来年も引き続き、武器磨きに励みます。
以上です。