一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

私のダンススタジオに来るキッズの生徒さんのなかに

おとなしい子供たちもたくさんいます。

おとなしい子たちは体を大きく使うことがあまりなく、

どうしても小さく踊ろうとする癖もあり、

ふらついて、くにゃくにゃになることがほとんど。

 

その子たちには、まずどこまで体を使ったらいいかというのを

お伝えしています。

私のスタジオの子供達が発表会やイベントなどで

踊ると必ず周囲のお客様から「上手!かっこいいね」

と言われるのですが、その理由は毎週行うレッスンにあります

「死ぬ気で体を使う練習を繰り返し行う」

ことを当たり前になるまで行うレッスン指導方法。

一番簡単なのは、手の指先。

手を思いっきり広げてみて!というと

指先までしっかり伸ばせる子と

手のひらしか伸ばせない子がいるので

とにかく指先まで伸ばす練習をさせます。

中指を意識して遠くに伸ばす意識をすると指先まで綺麗に伸びます

指先を意識させることができたら次は腕を伸ばす、膝をしっかり曲げる

など範囲を広げて行ったり、色々な動作をしっかりさせることで

少しずつ体が変わっていきます

 

キーワードは「死ぬ気で」体を動かす。

これ以上無理!というところの限界を知ることをまずさせていくのです

子供たちには大袈裟に伝えることと、

イメージを強烈にさせることで動かしやすくなります。

死ぬ気で体を動かしても絶対に死ぬこともちぎれることもありません

 

なので思いっきり体を動かすことのイメージとして

千切れるくらいまで体を使ってみてと

伝え、イメージを強烈にさせながら身体を動かしていくと徐々に

身体がマックスまで動かす事ができる身体になっていきます。

マックスまで動けるようになってから

今度は抜く練習をしていくとどんどん、

ダンスを踊る時の幅が増えていきます。

 

どちらにしてもイメージで実際に体をマックスまで使い続けていくことで

稼働範囲が増えていき、それに伴い、体を大きく動かすために

必要な体幹がついて自然に体幹もつよくなっていきます

 

 

イメージと相互作用で子供達の成長は急激に伸びていきます。

 

 

大人の場合は、自分の経験から固定観念がなかなか外せなかったり、

思い切り動かす恥ずかしさの方が勝ってしまったりなど、メンタルの部分での

ブロック解除をしつつ、

身体的に骨が硬くなってしまったり動かさない筋肉が硬くなってしまったりしてなかなか思うように体を動かす事ができない方も多いので無理をさせることはできないため、リラックスをさせて稼働範囲を少しずつ動かしていく方法で少しずつ身体を変えていきます。

 

 

いずれにしても、イメージをさせていくことで身体は大きく変わります。

 

私のスタジオの生徒にはお月謝袋に目標を書かせているのですが

私がキッズレッスンで「死ぬ気で動け!」

という言葉をよく連発するせいで、

目標に「死ぬ気で身体を動かします」

という文章が目立ってきたくらいです笑

 

来年2022年のお月謝袋にはどんな目標の言葉を書かれているのか。

楽しみにしながらまた、年始のレッスンを行うモチベーションにしたいと思います

 

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岡本 理恵

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