前回の続き
1.テストの点数で親に褒められたり怒られたりする。(しかし、どこを間違えたかとか何が分からないのかなどを親に聞かれることはない)
点数だけで評価されている感情を持つ。何のために勉強しているのかとか、それを生かしてどういうメリットがあるとかすべて無視して、本当にテスト解けるためだけのその場でしか使えない解き方をしていることが多い。(「よくわかんないけど100倍すれば答えが合う」とか、「割り算の文章題は答えがきれいになる方にすればいい」(公立小学校では大体これで答えが合う。)とか、具体例を挙げるときりがない)しかも、それでいい点数を取って褒められるのだから、これが加速する。
どこが分からなかったかとか、どう考えてその答えを出したかとかを聞いて一緒に解決しようという姿勢を見せることが必要です。仮に正解しているものでも、上記のように正しい理由でない場合が多いです。正しく理解でき、それを応用して次のステップに行けるかどうかは別物です。なぜそう解いたかのコミュニケーションをしっかりとり、問題意識を共有することが何より大切です。