ネットワーク上にある特定のデータを示すときに使用されるのがURLです。
URLとはUniform Resource Locator(ユニフォーム リソース ロケーター)の略です。
普段、何気なく見ているURLですが、実は次のような構造になっています。
例として以下のようなURLが存在するとします。
http://www.oka.co.jp:80/file/data/index.html
http:→スキーム名、サービスの種類を表す。
//www.oka.co.jp→ドメイン、サーバを特定します。数字の場合もあり。
:80→ポート番号。アプリケーションプロトコルを識別する番号。スキーム名により判断できるため。省略可能。
/file/data/→サーバ内のファイルの場所
index.html→ファイル名
つまり、このURLはoka会社のサーバ内の/file/data/配下に格納されているindex.htmlファイルを示しています。
スキーム名とはサービスを表しており、以下のようなものがあります。
スキーム名 サービス名
http www
https www(SSL/TLS)
ftp ファイル転送
mailto 電子メール
telnet 遠隔ログイン
file ローカルファイル