新しいプロジェクトにJOINして、新しい言語を学ぶことになった。
幸いなことにJavaScriptベースというのもあり、とっつきやすさもあって学習がはかどった。
ただ、やっぱり一番役に立ったのは、PHP言語を徹底的にやってきたことだ。
※とはいえ、Web系をやっている以上、HTML/CSS/JavaScriptは嗜みとして学んでおく必要はある。
ここ10年以上なぜかPHP言語以外をやる気になれず、ひたすらPHP言語のみの案件を受注してこなしてきた。
Javaでの開発案件が多い中、求人が不利になる可能性もあったが、どうしても他の言語をやる気がしなかった。
その分、PHPでやれることは高度な部分も含めて一通りこなしたと思う。
ここで、先月書いた記事のランチェスター戦略にも当てはまってくるのだが。
図らずもPHPに特化してランチェスター戦略的にスキルを磨いた状態になっていたのだ。
そうすると何が起こったかというと、言語の奥にある考え方、エッセンスのようなものにリーチ出来ていた。
なので、今回新しい言語を学ぶにあたって新しい実装方法が出てきたとしても、「PHP言語の○○で実現していた部分を、この言語ではこの書式で書くのか」というふうに、実装意図の部分から逆方向で理解できる部分が多々あった。
PHPと並行してJavaScriptを多少やってきたということ以上に、本質的な部分からのアプローチで学習がはかどったのだ。
ランチェスター戦略が実際に活きた例だと感じた。
おそらく、浅く広くいろいろなプログラムに手を出していたら、中途半端な知識しか付かずに学習に時間がかかっただろう。
新しい言語に触れて、そんなことを思った。