一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 女性ケア 骨盤底筋

女性ケアにかかせない骨盤底筋についてまとめていきます。

骨盤底筋とは骨盤の底にある筋肉の集まりのことで、内臓や子宮、膀胱などを本来のあるべき位置に収まるように、下から支えている筋肉です。

骨盤底筋が緩む原因として妊娠出産、加齢、運動不足、筋力低下、肥満などが挙げられますが、特に妊娠や経膣分娩時には骨盤底筋が過度に伸張されることが報告されています。

骨盤底筋が緩むと内臓や子宮、膀胱が下がってきて膣から脱出する疾患である骨盤臓器脱や尿失禁の症状が見られる方もいます。また骨盤の不安定さから起こる腰痛や姿勢不良を引き起こしている方もいます。

骨盤臓器脱は出産経験のある中高年女性に多く、産後ケアの重要性がようやく知れ渡っているところです。

明らかな症状がない方も、産後は骨盤底筋の運動を行い、上記の症状を予防することが大切です。ぜひご家族様やお知り合いの方に、お話頂けたらと思います。

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小山 美希

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