我々人間の身体は630もの筋パーツで作られている。夫々の筋肉にそれぞれの働きがあり、拮抗筋(相反する作用)協力筋(助作用)を
巧みに操り日々動きを出しているのだ。人間の動きは一つではない複合運動体と呼ばれ細かい動きも一瞬で作りあげるまさに神様の最高傑作品と言っても過言ではありません。筋肉と言えば骨格だけを想像するが、脳、心筋、横隔膜も全て筋肉作用で組まれている。全てが筋膜
繋げられており日々運動をしているのです。筋膜は言わば筋組織のウエットスーツの役割をしていてこの筋膜の損傷が身体全身に影響を及ぼす。大きな外傷で関節可動域が低下してしまうのも人間のウエットスーツが損傷して瘢痕して起こる現象である。
又、代謝を上げて身体を守るのも筋肉の強い働きがあってこそである。日々の生活において身体と筋肉の関係性は非常に大切であり、身体を守る為に筋肉はなくてはならない組織に間違えなくまさに魔物と言えるだろう。