一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

今回はヨガの呼吸法について基本的なことをお話しします。

ヨガの基本的な呼吸法は腹式呼吸です。横隔膜を押し下げるようにしてお腹を広げ空気をたっぷりと体内に取り込みます。
吐くときは一定の速度でゆっくりとお腹を小さくしていきます。

息を吸うときは交感神経が優位となり、身体は緊張します。逆に息を吐くときは副交感神経が優位となり、身体はリラックスします。
呼吸を繰り返すことで交感神経・副交感神経(ふたつ合わせて自律神経と呼びます)が交互に切り替わり、バランスが整っていきます。

吸うときも吐くときも、口は軽く閉じて鼻で呼吸するようにしましょう。鼻呼吸をすることで異物を取り除き、適切な温度と湿度に調整された空気が体内に入ってきます。
また、口呼吸だと二酸化炭素濃度が薄くなりすぎて細胞への酸素供給が少なくなってしまいますが、鼻呼吸だと体内の二酸化炭素濃度が適切に保たれるので、細胞への酸素供給がスムーズになります(ボーア効果)。

ヨガというとつい難しいポーズをイメージしてしまいますが、まずは正しい姿勢で座り、ゆっくりと呼吸を繰り返すところから始めましょう。
椅子なら、足首・膝・股関節が直角になるように座ります。床の上なら、左右のかかとを体の真ん中に揃えるようにして安楽座で座ります。お尻の穴から頭のてっぺんまでが垂直になるように背中を伸ばし、手は軽く膝の上に置きます。
軽く目を閉じて、ゆっくりと10呼吸してみてください。慣れてきたら1回あたり10〜15秒くらいのペースで呼吸を続けられると思います。

呼吸とともに身体がリラックスして余計な力が抜けていき、心が穏やかになっていく感覚を味わってみましょう。
呼吸についてはまだまだお話したいことがたくさんありますが、それはまた別の機会にいたします。

次回は、プラティヤハーラ(感覚制御)についてお話したいと思います。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

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