東京と秋田での二拠点生活が始まり、私が最初にぶち当たったのは地元の方々との価値観の壁でした。
上京して越境体験をし、自身がマイノリティとなる経験をした僕と
何十年も同じ環境で同じ人たちと一緒に生活してきた地元の方々。
一方は「まずやってみなきゃ分からない」「きっとうまくいく」とポジティブなシナリオを描くのが得意
もう一方は「前例がない」「周りに迷惑をかける、周りの目が気になる」と保守的。
お金の問題なら貯金すればいい。借りればいい。もっと働けばいい。
楽観的とも言われたが、動かないでいるよりかはマシ。
最初から大きなリスクをとるつもりもないのに、いきなり無理だと決めつけるのは機会損失だ。
とはいえ、向こうの意見や考えを否定して真正面から言い合っても平行線のまま。
どちらかが折れて「許す」気持ちが大切だと気づいた。
そして、なぜそういう考えになったのか?と背景を聞いてみることにした。
すると、なるほどな、、、の一言だった。
ではどうしたら良いか。
価値観の合う人たちを募り、その人たちと一緒に動く。
やっていること、一緒にやっている人を見せて理解してもらうしかない。
時間はかかると思うが、自分が「きっと誰かの役に立つ」と思ったこと信じて
動きを止めないことが大切。